外国人中学生向けに文章問題のテキストを購入しました

『文章で答える問題の解き方 社会』 ブログ

鈴木将仁まさひとが務めている「日本語のサポートが必要な児童・生徒に対する日本語指導」の教室用に、文章問題用のテキストを購入しました。入手したのは、高校入試で必要な「文章を書く力」を身につけることができるといううたい文句の『文章で答える問題の解き方 社会』(発行・旺文社)です。

さっそく断裁して「自炊(スキャナーでパソコンに取り込んで電子データ化すること)」しました。

「聞く」「話す」「読む」「書く」の四技能をバランス良く

言語学習では一般的に「聞く」「話す」「読む」「書く」といった四技能をバランス良く伸ばすことが理想的であると考えられています。例えば、鈴木のような昭和時代の(テキスト中心の)英語学習に慣れた人の場合、「読む」「書く」に比べて「聞く」「話す」の技能が比較的、弱いといわれています。

逆に学習する言語が話されている地域に実際に暮らしている人の場合は、日常会話(「聞く」「話す」)は自然にできるのに、長い文章を読んだり書いたりするのは苦手というケースも少なくありません。

このような四技能の得手・不得手は、それぞれの学習者の経歴や家庭環境などさまざまな要因に左右され、日本の学校に通う外国人児童・生徒の特性も人によりさまざまです。

そこで日本語指導教室では定期的に児童・生徒の四技能を把握し、その後の指導方針を検討する調査を行っています。

学校の教科学習の中で日本語の書く力を養う

鈴木が担当している外国人中学生の一人も、日本で暮らしているため日常会話ではほとんど支障ないのですが、学校のテスト、特に文章で答える問題が苦手という特性をもっています。

「書く力」を伸ばすというと、単純に作文を書かせるという方法もありますが、鈴木が携わっている日本語指導教室では、学校の教科学習につなげる日本語指導を目的としていますので、国語とか社会といった教科の中で「書く力」を伸ばすことが望まれます。

そこで今回、『文章で答える問題の解き方 社会』というテキストを取り寄せたわけです。

こちらのテキストでは、文章で答えるたくさんの問題を「用語を説明させる問題」「特色を説明させる問題」「理由や原因を説明させる問題」「資料の読み取りが必要になる問題」「自分の考えを書かせる問題」といったパターンに分けて、それぞれに適した答え方(書き方)を記しています。

『文章で答える問題の解き方 社会』
『文章で答える問題の解き方 社会』より抜粋

これを参考に、児童・生徒の解答のどこが間違ってるのか、どこが足りないのか、どうすれば良い解答が書けるのかということを、感覚ではなく理論的に指導していきたいと思います。

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