鈴木まさひと が「日本語指導員のしごと」について話しました

「日本語指導員のしごと」について話す鈴木まさひと ブログ

12月12日の土曜日、鈴木将仁まさひとがヒューマンアカデミーで、修了生セミナーとして「日本語指導員のしごと」について現役受講者の前で話をしてきました。

学習している内容と現実とのギャップを紹介

今回、鈴木がお話しする機会をいただいたのは、ヒューマンアカデミーの静岡駅前校。実は2018年の10月から今年の2月まで鈴木もこの静岡駅前校で「日本語教師養成講座」を受講していました。

そして今年度から静岡市教育委員会の日本語指導員として、市内の小中学校に通う外国人児童・生徒に日本語のサポートをしています。

参加していただいたのは現在、同じ「日本語教師養成講座」を受講中の方々です。人によってこの講座を受講する目的はさまざまですが、多くの方が身につけた知識と技術を仕事として生かしたいと考えていることと思われますので、少しだけ先輩として、仕事をどうやって見つけたか、待遇はどうか、実際の仕事内容はどうか、といったところをざっくばらんにお話しさせていただきました。

特に、養成講座で習う内容は一般的な(留学生向けの)日本語学校を想定していますので、鈴木がいま携わっている小中学生向けの日本語教室とは若干、勝手が異なります。

例えば一般的な日本語学校に来る学生は母国から「日本の大学に入りたい!」、「日本の企業で働きたい!」といった高いこころざしで来ている人も多いので授業に対してのモチベーションも高いです。母国に帰ればかなりの優等生という学生も少なくありません。

余談ですが、日本語教師の典型的な間違いとして、留学生の「日本語がつたない」=「頭がよくない」と勘違いしてしまう例があります。そのため20歳前後の学生に対して「もしも〜し、大丈夫ですかぁ?」とバカにしたような言葉づかいをしてしまうこともあるようです。

ところが相手は母国の一流大学を出ていて、実は教えている側よりもずっとエリートであることも少なくありません。ですからそのあたり勘違いしないように注意したいところです。

さて、そのような大人の留学生に対して、鈴木がいまサポートしているのは小学生や中学生です。彼らは自分の意志で日本に来たわけでなく、日本語教室へも嫌々来ている子がいてもおかしくありません。ですから学習に対する意欲も大人と同じものを期待してはいけません。

また日本語学校では一年間や二年間といったスパンで体系的に順序よく日本語を学ぶ計画を立てます。ですが日本語教室では週に1回だけの学習で、さらに場合によっては数学や社会といった教科もサポートしますので、とても体系的な学習はできないのが現状です。

というわけで、養成講座で学習している内容と日本語指導員の仕事とでは、少しギャップがありますよ、ということをお話しいたしました。

「二次関数や連立方程式など、中学校の数学も教えられなきゃダメですよ!」と言ったら「ええ〜っ!」という声もあがりましたww

かくいう私もまだまだ勉強不足ですので、もっと努力していきたいと思います。

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