【令和版】「今川さん」はどうして泣いているの?

ご当地キャラ「今川さん」の涙 ブログ

鈴木将仁まさひとが運営しているご当地キャラ「今川さん」のチャームポイントのひとつが左目の『涙』です。先日も幼稚園に出張した際に園児から「泣いてるー!」「なんで泣いてるのー?」という声がたくさんあがりました。

そのときはオレオレ詐欺の防犯キャンペーンだったので、警察の方が「悪い人がおじいちゃん・おばあちゃんのお金を盗ろうとしてるから泣いてるんだよ」と説明してくれました。

でも本当はちょっと違う理由といきさつがありますので、あらためて確認したいと思います。

誕生当初はバカにされているのが悔しくて泣いていた

今川さんが誕生したのは2015年。当時は今川義元といえば「桶狭間で酒を飲んでいて織田信長に討たれたバカ殿」というイメージが大勢を占めていました。静岡市での評価は少しずつ変わってきましたが、全国的にはいまだにそういったイメージが残っているかもしれません。

鈴木が「今川さん」というキャラクターを誕生させたのも、そういった義元公に対する悪いイメージを変えたかったから。そこで、そのストレートな表現としてキャラクターに涙を流させました。

この頃の「今川さん」は、世間からバカにされているのが悔しくて泣いていました。

「今川さん」涙の物語!?
『復権! 今川義元公の実像に迫る』より

「今川義元公大好き宣言」で涙がとれる

その後、静岡商工会議所や静岡市が中心となり2017年に「今川復権宣言」が出され、静岡市を中心に「今川義元公の功績を正しく評価しよう」という気運が高まりました。もちろん「今川さん」も義元公の生誕500年祭を見据えた事業の公認広報大使に任命され、ともに義元公の悪いイメージを払拭する活動を続けてきました。

そして義元公の生誕500周年にあたる2019年の5月、これまで行ってきた復権事業の集大成として「今川義元公大好き宣言」が発表されました。これをもって義元公の功績が正しく評価されたことになったので、「今川さん」の涙もとれました。

涙のとれた今川さん
涙のとれた今川さん

義元公像の完成で再び「うれし涙」

それから「今川さん」は涙なしの状態でしばらく活動を続けてきましたが、「今川義元公大好き宣言」からちょうど1年後の2020年の5月、JR静岡駅北口広場に今川義元公の銅像が完成しました。

このとき、今川研究の第一人者である小和田哲男静大名誉教授(今川義元公生誕500年祭推進委員会・委員長)は「この像の前を通ることで、静岡の礎を築いたのが今川義元公だったことを市民が確認できる。夢が叶って泣くほどうれしい」とコメントしています。そして、それは「今川さん」にとっても “泣くほどうれしい” 出来事でした。

ということで、1年振りに「今川さん」の涙が復活したわけです。ですから、現在(令和)の「今川さん」が泣いている理由は、銅像ができるくらい市民から愛される存在になったからということです。

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