来年3月からマイナンバーカードの健康保険証利用が可能になるのにさきがけ、この8月からその事前申し込みが始まりました。そこで鈴木もさっそくパソコンで申し込みをしてみました。
マイナンバーカードが健康保険証がわりになる!
今回のサービスは「マイナンバーカードを健康保険証がわりに使うことができる」というもので、これまでどおり健康保険証を使いたいという方はそれでも大丈夫です。強制的にみんなが保険証をマイナンバーカードにするというものではありません。
ですが、マイナンバーカードと健康保険証を連携させることで便利なこともたくさんあります。まずは厚生労働省が配信している紹介動画をどうぞ。
動画でもふれているとおり、マイナンバーカードの保険証利用を申し込むことで、「マイナンバーカードが病院でも薬局でも保険証のかわりになる」、「マイナポータルで医療費、お薬の情報、特定健診情報がいつでもどこでも閲覧できる」といったことが可能になります。
※「マイナポータル」とは政府が運営するオンラインサービスです。
→マイナポータルサイト
マイナンバーカードを保険証として利用するメリット

- 就職・転職・引っ越しをしても健康保険証としてずっと使える!
- 今までに使った正確な薬の情報が医師等と共有できる!
- マイナポータルで特定健診情報や薬剤情報・医療費情報が見られる!
- 医療費情報の自動入力で確定申告の医療費控除がカンタンに!
- 高額療養費制度における限度額以上の支払いが免除される!
保険証利用の申し込みは「マイナポータル」で
利用の申し込みは(マイナンバーカードをすでに持っている方なら)それほど難しくはありません。まだマイナンバーカード自体を持っていないという方は、まずマイナンバーカードを取得して、「マイナポータル」サイトに登録してください。
余談ですが、新型コロナの関連で支給された「特別定額給付金(10万円)」の申し込みも、このマイナポータル経由で行われました。鈴木も特別定額給付金はマイナポータルから申し込みましたが、テレビで「まだ届かない!」という声がたくさん聞こえるなか、非常に早い給付を受けることができました。
必要なものはスマホか、ICカードリーダー(+PC)
マイナポータルの利用には、マイナンバーカードを読み取らせるため、ICカードの読み取りに対応したスマホ、もしくはICカードリーダーとパソコンが必要になります。もちろんマイナンバーカードも必要です(健康保険証は必要ありません)。
鈴木の場合は、スマホが古いタイプでICカードの読み取りに対応していないため、ICカードリーダーとパソコンを使いました。

マイナポータルでスマホ、もしくはICカードリーダーにマイナンバーカードを読み取らせてログインすると下の画像のような[健康保険証利用の申込]という表示がありますので、その中の[利用を申し込む]から申し込んでください。

注意点は、マイナンバーカードの暗証番号(4桁)を3回間違えるとロックされてそれ以上手続きができなくなること。慎重に入力してください。

特に問題がなければ、上のような画面となり申込完了です。あとは2021年3月のサービス開始までじっと待ちましょう。