マイナンバーカードを持っている人がキャッシュレス決済を利用すると、ポイント還元として最大5,000円分が戻ってくる、といわれる「マイナポイント」。その運用が明日、9月1日からスタートします。
鈴木は、すでにマイナンバーカードを持っていて、健康保険証利用の機能についても事前申し込みを済ませています。
今回は、この「マイナポイント」制度について簡単に確認したいと思います。
①利用条件はマイナンバーカードを持っていること
総務省によると、マイナポイントとはマイナンバーカードを使って、マイナポイントの予約・申し込みを行い、選択したキャッシュレス決済サービスでチャージやお買い物をするとポイントが付与される、というものとのことです。1人あたり上限5,000円分のポイントをもらうことができます。
この流れを図に表すと以下のようになります。

- 【取得】マイナンバーカードを取得
- 【予約】マイナポイントを予約
- 【申込】マイナポイントを申し込み
チャージ or お買い物
ということで、マイナンバーカードを持っていない方は、まずマイナンバーカードを取得することが最低条件になります。詳しい取得方法はマイナンバーカード総合サイトを参照してください。

マイナンバーカードの発行にはおよそ1カ月程度かかりますので、まだ持っていない方はお早めの交付申請がおすすめです。
②マイナポイントの予約は身近な店舗でも可能
マイナンバーカードをすでに持っている方、取得が済んだ方は、マイナポイントの予約という作業が必要です。必要なものは「マイナンバーカード」「マイナンバーカードの暗証番号(4桁)」。そして、ICカード(マイナンバーカード)を読み取ることができるスマートフォン、もしくはICカードリーダライターを接続したパソコンが必要になります。
そのほかスマートフォンやパソコンといった端末を使わずに、コンビニや郵便局をはじめとした約9万カ所の支援端末でマイナポイントを予約・申し込みすることもできます。

※ただし、「楽天ペイ」「楽天カード」については店舗の手続スポットでは登録できないなど、端末の種類で申し込み可能なサービスが異なるようなので注意してください!
③お好きなキャッシュレス決済サービスを選択
マイナポイントの申し込みは、マイナポイントの付与を希望するお好きなキャッシュレス決済サービスを選択するための手続きです。
ここでいうキャッシュレス決済サービスとは、ICカード(電子マネー)、QRコード決済、クレジットカードなどさまざまなタイプの決済サービスが対象となっています。
※いちど選択したキャッシュレス決済サービスは変更できませんのでご注意ください。
買い物の際にはマイナンバーカードは必要ない
明日9月1日以降は、選択したキャッシュレス決済サービスでチャージや買い物をした際に、選択したキャッシュレス決済サービスのポイントとしてマイナポイントが付与されます。買い物やチャージの際にマイナンバーカードは必要ありません。
付与率は25%で上限は5,000円となっています。つまり、20,000円以上買い物すれば上限の5,000円分がポイントとして戻ってきます。
明日9月1日から2021年3月31日までのチャージもしくは買い物が対象です。
なにかと批判も多いマイナンバーカード制度ですが、特に反対意見をもっているわけでない方は、ぜひお得にご活用ください。