聖一国師顕彰会・講演会『鎌倉初期の禅宗』開催

『鎌倉初期の禅宗』フライヤー ブログ

静岡商工会議所や静岡市などが設立した「しょういちこく顕彰会」が、12月15日に浮月楼にて講演会『鎌倉初期の禅宗 〜栄西から聖一国師へ〜』を開催します。

講師は花園大学 文学部仏教学科教授の中尾良信氏。「禅宗」をキーワードに聖一国師のルーツに迫ります。

静岡茶の始祖、聖一国師

聖一国師(1202 – 1280)とは駿河国安倍郡(現在の静岡市葵区)に生まれた鎌倉時代の僧。修行で渡航した宋(中国)から茶の実を持ち帰り、現在の足久保地区にそれを植えて茶の栽培を始めたことから静岡茶の始祖と呼ばれています。

 私たちの郷土 “静岡” に生まれ、日本と中国の著名な寺で修行を積み、のちに京都五山の一つ東福寺の開山となった聖一国師は、僧侶として最高の栄誉である「国師」の号を日本で最初に贈られた高僧であり、静岡茶の始祖として知られています。

 国師は、中国から茶の種子や麺類、人形などの技術を持ち帰り、我が国に伝えて、日本の産業と文化の進歩のために大いに貢献しました。その聖一国師の高徳を称え、偉大な功績に感謝し、後世にその遺徳を伝えようと、昭和29年、狐ケ崎遊園地(現在のイオン清水店)の御堂に国師真像を安置し、開眼の儀を行いました。

静鉄グループ ウェブサイトより引用

その聖一国師が強い影響を受けたといわれる人物が、臨済宗の開祖として知られる栄西(1141 – 1215)です。

臨済宗というのは鎌倉初期の禅宗として有名ですが、その開祖である栄西自身も宋から茶の種を持ち帰って栽培を始め、武士や庶民にまで茶を広めたと伝えられています。

鈴木も以前、京都建仁寺の塔頭・霊源院で、栄西が伝えたとされる茶の作法を小和田哲男静岡大学名誉教授らとともに体験したことがあります。

霊源院にて栄西が伝えた頃の茶の作法を体験する小和田先生
霊源院にて栄西が伝えた頃の茶の作法を体験する小和田先生

このように聖一国師との類似点も多くみられる栄西。今回の講演会では、栄西と禅宗という視点から聖一国師が本当に伝えたかったことは何かを探っていきます。

講演会の概要

日時

2020年12月15日(火)
15:30 〜 17:00

会場

浮月楼 3階「高砂の間」
(静岡市葵区紺屋町11-1)

申込

静岡商工会議所の専用ウェブサイトより申し込みください。
定員80名、参加無料
★ご来場の方に「とらやの羊羹」のプレゼントもあります。

ご興味のある方、ぜひご参加ください。

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